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(9)論理演算

論理演算について簡単にご説明します。
論理演算は2進数(1桁)の、1つ以上(ここでは主に2つ)の値に対して行います。
論理演算には、AND(アンド)、OR(オア)、XOR(エクスクルーシブ・オア)、NOT(ノット)の4種類があります。

(1)AND
ANDは入力xおよびyの両方が1のときだけ1を出力し、それ以外の時は0を出力する演算です。

AND
xy出力
000
100
010
111


(2)OR
ORは入力xおよびyの両方が0のときだけ0を出力し、それ以外の時は1を出力する演算です。

OR
xy出力
000
101
011
111


(3)XOR
XORは入力xおよびyの両方が0または1のときだけ0を出力し、それぞれの値が異なるときは1を出力する演算です。 この論理演算は乗算または除算を行ったときの符号(+,-)をイメージして頂ければ分かりやすいと思います。+を0、-を1と置き換えてみて下さい。

XOR
xy出力
000
101
011
110


(4)NOT
NOTは入力xが0のとき1を出力し、1のとき0を出力(つまり反転)する演算です。

NOT
x出力
01
10



以上、2つの値(NOTは1つ)の論理演算でしたがANDとORについては複数の入力に対して演算するときも同様の考えで行えます。


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