(1-3)BCDコード(2進化10進コード)
数値表現として2の補数の他にBCDコードというものがあります。
BCDコードは16進数の0~9までの値しか使用しないで4ビット(ニブルと言います)を1つの単位として10進数として表現します。
言葉で言いますと分かりにくいですね。
以下に2桁のBCDコードの例を示します。
| 10進数 | BCD(上位ニブル) | BCD(下位ニブル) | BCD(1バイト) |
|---|---|---|---|
| 0 | 0000B | 0000B | 00H |
| 12 | 0001B | 0010B | 12H |
| 59 | 0101B | 1001B | 59H |
| 93 | 1001B | 0011B | 93H |
この表を見て何となくでもお分かり頂けるでしょうか?
この数値表現、どのようなときに用いられるかと言いますとモニターや7セグメントLEDなどに数字として出力するときに用いられます。
ただC言語で標準関数などを使用してプログラミングする場合にはほとんどお目にかからないかもしれません。