2026年3月3日 記
はじめに
ラズパイ5をメインPCとして最低限は使えるようにしましたが、まだ不満がありました。
そのひとつに「サウンド」があります。
前のWindows PCのときは光デジタル出力端子がマザーボードに付いていたのでそれをサウンドバー※1に繋いでいたのですが、
ラズパイ5には光出力端子どころかアナログ出力端子も標準では付いていません。
そこで「もう使うことはないだろう」と思っていたUSB-DACを引っ張り出してきてUSB端子に接続してみました。
そうしたら無事に認識してくれたので、アナログ信号を光出力に変換してくれる低価格なモノを通販で注文してしまいました。
ちなみに価格は2千円未満でした。
実は最初はUSBサウンドカードに光出力端子付きのものを探してみたのですが、
価格のほかに気になることとして「音質」がありますが、
実際のところ聞いてみないと分かりませんし、
それに一番重要なこととして新しいものを購入してラズパイ5に接続してたとしても正しく認識して動作するかどうかが不明です。
私が所持していたUSB-DACは数年以上前に購入した時点で割と古いものなので(・・・この時点で既に割と古かったDACだったようですが・・・)
ラズパイ5が認識する可能性はありました。
接続してみたら無事に認識してくれて音もちゃんと出てくれたので良かったです。
音質的にもUSB接続の割には良いのではないかと思っています。
実際、ラズパイでミュージックサーバーを構成するまではこのUSB-DACで鳴らして聞いていました。
新しい機器だとメーカー側でデバイスドライバーを別途用意するなどの対応が行われない場合には、
ひょっとすると繋がらない可能性もあります。
汎用的なデバイスドライバーが使えるようであれば別でしょうが、
専用のデバイスドライバーが必要なときには繋がらないこともあります。
ユーザー側からすれば実際に接続して確認してみないと分からないことも多いですし、
一個人が専用のデバイスドライバーを自力で作り上げるのはかなり困難です。
もし繋がらなかったときにはそのデバイスを使うのを諦めて違うもの・・・確実に動くものを選択するほうが現実的でしょう。
ちなみに参考までにですが、私が所持していたUSB-DACの購入当時のおよその価格を記しておきますと、
2つあるのですが、比較的安いほうのUSB-DACが1万何千円くらい、
ちょっと高めほうのUSB-DACが2万数千円くらいだったと思います。
ラズパイ5本体の価格と比べてしまうと決して「安い」とは言えませんね。
ただしもっと高いUSB-DACもありますし、逆にもっと安いものもあります。
ただ「安い」ものはやはり安いなりのものが多いと思います。
過度な期待とかはしないほうが良いと思います。
- ※1
- 「サウンドバー」とはテレビやモニターに付いているスピーカーの代わりに設置して高音質な音を出力するための機器です。
目次
(1)音楽用USBケーブル
(2)ノイズ対策
(3)イコライザー設定
(4)最後に
(1)音楽用USBケーブル
USB接続すると使うケーブルによって音質が違ってくる・・・という、
この事実を知った当時の私は「なぜ?」と思い、インターネットで検索して調べてみました。
結局のところはリアルタイムにデータを転送する必要があるので、
仮にデータ転送時にエラーが発生したとしてもそれを無視して転送を続ける・・・というモードで動作しているらしいです。
通常、データ受信側で受信したデータの誤りを検出したときにはそれを送信側に送って再送信してもらう・・・という手順になるのですが、
音楽データの場合には連続して大量のデータを送り付ける必要があるので
データに誤りが発生したとしてもそれを無視してデータを転送し続けるという動作になるらしいです。
実際にそのような仕様のもとで動作しているので、
通信ケーブル上などでノイズが乗ってエラーが発生すると(誤ったデータを訂正する機能がありませんので)
音質が低下するという症状が表れます。
そのためこの「エラー」を抑えるのが目的の「音楽用USBケーブル」というものが存在します。
私はこの音楽用のUSBケーブルを使って接続していますが、
一般的なUSBケーブルと比較した場合には音楽用USBケーブルで接続すると明らかに音質が向上しました。
ただ正確には「音質が向上しました」ではなくて、「音質が低下しにくくなった」というのが正しい表現になります。
(2)ノイズ対策
(1)の「音楽用USBケーブル」の話とは異なります。
今度は「ノイズ」対策についてです。
ノイズ対策とは言ってもできることは限られていて、
- 機器をどこに置くか
- 機器をどう置くか
- 電源をどこから取るか
- 配線をどう引き回し、束ねるか
というところだと思います。
「環境」とかによってこの辺は変わってきます。
実際のところ、どこでノイズが発生してどのような経路で乗ってくるのか、
専門家でも分からない場合も多々あるのではないかと思います。
しかしある程度予測することもできます。
その辺について少し記しておこうと思います。
まずは1番の「機器をどこに置くか」です。
これはある程度最初の段階で決まってしまいますよね。
どうしてもノイズが乗って聞き苦しくて、
「設置場所を少し変えたらノイズが収まった」というときだけ設置場所を変えることを検討すれば良いと思います。
次に2番の「機器をどう置くか」です。
これも1番と同様に最初の段階である程度決まってしまいます。
対策もノイズが乗ってどうしようもないようなときに、
「少し機器の向きを変えたらノイズが収まった」というときだけどのように置くかを再検討すれば良いと思います。
続いて3番の「電源をどこから取るか」です。
電源を取る場所、「例えばラズパイの電源とは別にする」といったことでもノイズが収まったりすることがあります。
USBの数Vくらいの電源と、AC100V電源アダプタを使った場合とでも違ってくることがあります。
ひとつの目安としてですが、
少なくとも「デジタル」で動く機器(ノイズが多く発生しそうなもの)と
アナログ信号が多い機器とで電源を分けたほうがノイズの影響を受けにくくすることができます。
ですが「最終的にはやってみないと分からない」です。
少なくとも「私」は。
「ノイズ」に関しては「理論」より「現実の環境」からの影響のほうが大きいと思います。
もちろん「ノイズをどう抑えるか」については「理論・理屈」を知っていたほうが有利です。
知らないと「抑えられない」こともあると思います。
ただ少なくともこの辺については「理論」よりも「経験的」に覚えるほうが多いのではないかと思います。
最後に4番の「配線をどう引き回し、束ねるか」です。
配線についても繋ぐ機器同士が離れていればそこまで配線を引き回す必要があります。
まずはアナログ信号の配線があるときにはできるだけ短くて済むように引き回し、
電源の配線とはできるだけ離すようにしたほうがノイズの影響を受けにくくできると思います。
電源ラインは「電源」というだけあってエネルギーをたくさん持っています。
エネルギーをたくさん持っているラインなので、ちょっとの変動でも大きな影響を受けかねません。
できるだけ電源ラインと信号ラインは離すべきです。
それと「デジタル」で送れるならアナログ信号をデジタル信号に変換して送ったほうが良いでしょう。
ちなみにここで言っている「デジタル」とはS/PDIFとかの光信号のことを言っています。
USBではありませんのでご注意ください。
ここで注意すべきはアナログ信号をデジタル信号に変換する際に「音質」が低下してしまってはまったく意味がなくなってしまい、
むしろアナログラインで繋いだほうが音質が良かった・・・などということにもなりかねません。
使う「機器」がどの程度のスペックなのか、自分にとって満足できる程度のものなのかは把握しておいたほうが良いでしょう。
(3)イコライザー設定
ずいぶん前にインターネットで見つけた「パーフェクト」設定というイコライザーの設定値を参考に VLCメディアプレイヤー用に「私が変換した」イコライザー用の設定です。 よろしければ参考にしてください。 ちなみに万が一、この設定をして視聴して気分が悪くなるような場合には、 設定値を元に戻してください。 イコライザーの設定値次第で気分が悪くなることが(少なくとも私は)あります。
60Hz -4.0dB 170Hz -2.2dB 310Hz -4.0dB 600Hz -6.0dB 1KHz -6.0dB 3KHz -2.5dB 6KHz 0.0dB 12KHz -0.5dB 14KHz -1.0dB 16KHz -3.6dB
(4)最後に
似たようなことをmpdのところでも書いているかもしれませんが、
改めて記録として残しておこうと思い、書くことにしました。
こうして記しておけばあとでやり直したりするときに、
またいちいち調べなおす手間が減るので自分的に大助かりなんですよね。
こうして記しておくのはその辺が大きいです。
今回は以上です