C言語を習得する

(4)変数1

ようやくC言語のお話になります。

まずは「変数」についてご説明します。
変数とはデータ(数値など)を入れて演算等に利用するための入れ物とお考え下さい。

変数に入れるデータはCPUから見ればただの2進数の数値でしかありません。 この数値をプログラマがどのように見てプログラミングするか(演算するか)で意味が違ってきます。 例えば変数に入れたデータが音声データで、プログラマが音量を上げる演算をしてI/Oに出力したとします。 そうするとI/O(スピーカー)からは音量が上がった音が聞こえます。 また別の変数に入れたデータが画像データで、プログラマが画像を明るくする演算をしてI/Oに出力したとします。 そうするとI/O(モニター)には明るくなった画像が表示されます。 ...という感じで、CPUが扱えるのはあくまで2進数の数値でしかありませんが、 プログラマがその数値をどのように見てどう演算させるかで結果が異なってきます。

もう一度申し上げます。 変数は演算させるためのデータを入れておく入れ物です。


変数にはいくつか種類があります。
まずは格納するデータの種類で分けてみます。
  1.整数型変数
  2.実数型変数
  3.ポインタ型変数
大雑把に分けますと上記の3種類になります。

他にも確保されるメモリの領域によりいくつかの種類に分けられるのですが、 その前に「関数」と「演算子」についてご説明してからにしようと思います。


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